週末、あいちゃんの日本舞踊に行ってまいりました。 あいちゃんは、中学校の同級生。お母様が坂東流の家元につかえる直門の師範で、今回「三津映」を授かり襲名披露。また、芸歴65周年ということで「映の会」門下生方々の舞台がありました。
日本舞踊を見るのは、初めてでしたが、その表現と美しい舞いに魅了されました。あいちゃんの二人のお子様の演技も愛らしかったけれど、あいちゃんとお姉様の舞踊は、格段凛々しく美しく、本当に素晴らしかったです。芸名もあいちゃんは「映司(てるし)」、お姉さまは「映舞(てるまい)」と、その名にふさわしい美しいお名前。姉妹が演じた長唄「再春・菘種蒔~舌だし三番曳~」は、子宝の神様が、五穀豊穣を祝った踊りだそうですが、二人の波のように流れる舞踊を満喫できる素晴らしい芸でした。
また、お母様の創作「世終無~セシウム~」も、地球上の環境問題や自然、進化を思い「いのち」をテーマにしたメッセージ性の高い表現でした。家元の三津五郎さんもお祝いに出演して下さる予定でしたが、ニュースでもあった通り、体調を崩されていて出られませんでした。残念。 素晴らしい日本舞踊を見て、普段から美しい所作を心がけよう、と身の引き締まる思いがしました。普段の厳しく地道なお稽古があってこその舞台本番。本当に素晴らしい表現でした。これからも、日本の伝統芸能を継承されていく「映の会」を、心から応援いたします。あいちゃん、がんばってね!! 朝から始まり終演は夜九時。長時間の舞台、本当にお疲れ様でした。 ぜひ、また次回も拝見させてください(^.^)
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